2019年10月19日(土)、10月27日(日)

わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京

~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~

レポート・ブログ

編集:わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京
~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~
アクセシビリティ Advent Calendar 2019によせて

NPO法人アイ・コラボレーション神戸の北山です。
これは、アクセシビリティ Advent Calendar 2019の6日目の記事として、2019年10月19日(土)、10月27日(日)に開催した「わたし達の未来をつくるアイデ アソン・ハッカソン東京 ~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~」のレポートを編集したものです。

障害を持つ人の暮らしをサポートできる技術が多く出現し、これまでできなかったことができる時代になりました。

本イベントでは、視覚障害を持つ人を中心として、企業や技術者が「障害を持つ人が何もあきらめなくてよい世の中」をつくることを目的に商品開発を行ってくださいました。

NPO法人アイ・コラボレーション神戸がアイデアソン・ハッカソンを主催する理由は、ご参加くださった皆さんのお言葉が全てです。
心に響いたお言葉を抜粋させていただきます。

辻さん…「普段自分が困っていることを実現していろいろな人が使えるようにしたいと思い、参加しました。」

酒谷さん…「自分も実際に開発に関われる喜びがありました。今後も継続していきたいです。」

植村さん…「自分が実際に危険な思いをしているので、その課題を解決してみたいと思いました。」

立川さん…「私は動く光が苦手な眼球使用困難症です。視覚障害は全盲だけではないことをまず知ってほしくて参加しました。」

川口さん…「一般にはコスト的にできるかできないかという話になってしまうことがほとんどですが、今回はテクニカルな意味でできるかできないかを話し合い、知ることができました。これはアイデアソン・ハッカソンならではの意義だと思います。」

丹藤さん…「自分はもともとSEという観点と当事者の観点の2つを持っているので、発言する機会を得ることでより多くの人の役に立てればと思っています。楽しい2日間で、やりきった感じはあります。自分が持っていたイメージに近いものができました。」

そして、自身もロービジョンであり、車椅子使用者であるオブザーバーの吉野さん…「私も当事者です。自分は挑戦的なタイプだと思っていましたが、皆さんの発表を聞いて実はあきらめていたことが多かったと気づきました。こんなことを本当に考えているの?と思うような課題を真剣にぶつけて、プログラムに入れているのは素晴らしい。仕方ないと思わないこと、リハビリの専門家として生きる意欲を持ち続けることに、改めて思い至りました。障害者だからとあきらめていたけれど、それを捨てなくてはいけないと思いました。」

このように、お一人お一人が想いを形にできる場所。そして、それをご覧になった方々が希望をもてる場所。「わたし達の未来をつくるアイデアソン・ハッカソン」は、そんな場所を作りたいと思って開催しています。
詳細なレポートは、小山さんが書いてくださった「【イベントレポート】わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京 世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】〜前編」をご覧いただければ幸いです。

ハッカソン終了後の集合写真

わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京 概要
日時 2019年10月19日(土)10時~17時アイデアソン、10月27日(日)10時~17時ハッカソン
会場 Yahoo! JAPANオープンコラボレーションスペース「LODGE」17階
参加対象者
  • 視覚障害を持つ当事者の方
  • インクルーシブな開発に興味がある企業の方
  • 公共福祉に関わるNPO、自治体職員の方
  • その他、本テーマに関心のある方
  • 高校生、大学生(※未成年者は、保護者の同意が必要です。)
発表内容
  • 【最優秀賞】「タブレットの解放運動・メニューを我が手に」
  • 【優秀賞】「Enjoy! KARAOKE」
  • 【感動賞】「点字スキャナー」
  • 【ビジネス賞】「飲料自動販売機に関する提案」
  • 【アイデア賞1】「Let's Go Out! 〜Safe & Fun〜」
  • 【アイデア賞2】「Kamiからの注文」

主催・共催・協力

主催:NPO法人アイ・コラボレーション神戸
共催:株式会社フィラメント特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワーク
協力:ペタビット株式会社

ご参加いただいた皆様、会場を提供していただいたYahoo!JAPAN LODGE様、ありがとうございました!
本イベントの賞はあくまで通過点でして、今後、3か月後のレビュー・6か月後の最終報告会があります。
メディアに取材いただく最終報告会での発表、さらには事業化・普及・啓蒙など、各チームの目標とする成果がゴールです。
詳細は「開発までの流れ」をご覧ください。
全てのチームが素晴らしく、大きな可能性のある発表でした。
主催・共催・協力・審査員など運営関係者全員が、今後の展開をとてもワクワク楽しみにしています。

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共催:株式会社フィラメント
【イベントレポート】わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京 世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】〜前編
【イベントレポート】わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京 世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】〜後編

共催:特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワーク
「わたし達の未来をつくるアイデアソン・ハッカソン」実施しました(前編・アイデアソン)
「わたし達の未来をつくるアイデアソン・ハッカソン」実施しました(後編・ハッカソン)

協力:ペタビット株式会社
わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」東京 のご案内

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