2019年10月19日(土)、10月27日(日)
これはWebじゃないアクセシビリティ Advent Calendar 2018の21日目の記事です。
スマートホーム化された、視覚障害をお持ちの園さんの御宅へ見学に行かせていただきました。
琵琶湖のすぐそばにあり、とても良いところでした。
御宅では、スマートスピーカー(音声AI→AIスピーカー 通常、スマートスピーカー、または、AIスピーカーと呼ばれている。)16台、スマートリモコン(未使用も含めて)7台を活用しておられます。
まず、玄関で驚きました。"スマートスピーカー"です!
「アレクサ、ただいま!」といった声に反応し、
「おかえりなさい!また声を聞けるのを待っていました。」と、アマゾンエコードットが返してくれたのです!
なんて嬉しいことを言ってくれるのでしょう!
一方、Google homeは、「ねえ、グーグル、ただいま!」に対して、
「おかえりなさい」だけでした笑 実にシンプルです笑
但し、お帰りなさいの後で、最近聞いていた音楽を流してくれます♪
和室へ案内していただき、スマートスピーカーの良さをたくさん教えていただきました。
「明日の天気は? 今何時? 和室照明をつけて? 暖房をつけて? テレビをつけて? 音楽をかけて?」
止めたい時には、「ねえ、グーグル、止めて」で、ピタッと止まってくれました。
和室で、「和室照明をつけて」と言うと、和室の照明だけが点きましたが、
玄関で、「和室照明をつけて」と言えば(玄関に限らず、どのスマートスピーカーからでも)指定した部屋の照明をつけることができるそうです!
即ち、部屋の名前をつけず「照明」であればすべての照明が、
部屋の名前をつけると、その部屋だけの照明をつけることができるそうです!
これは、エアコンでも同じだそうです。
従って、外出するときなど、「照明を消して」、「エアコンを泊めて」と指示しておくと消し忘れなどしなく、安心して出かけられます、とのことでした!
すごい! 賢い!
アレクサ(アマゾンエコーのシリーズ)に関しては、
「アレクサ、歌を歌って?」と言うと、
「うふふ、♪? ♪?」と、歌い始めてくれたり、
「セミの鳴き真似をして?」と言うと、
「ミ?ンミンミンミン・・・」と、とっても可愛い声でセミの鳴き真似をしてくれたので、おもわずみんな笑ってしまいました笑
アレクサは遊び相手もしてくれるようです笑
グーグルもなぞなぞ遊びなどで、楽しませてくれました!
他には、赤外線リモコンの家電であれば、何でもスマホや音声での操作を可能とする”スマートリモコン”も素晴らしかったです。
照明やエアコン、テレビも「家電リモコンを使って、リモコンをつけて」などと言うだけで、その通りにしてくれます!
世の中、便利になりましたね?。
あと驚いたのが「ねえ、グーグル、コンセントをつけて」と言うと、コンセントのスイッチがONに!
Wi-Fiと繋がっている”スマートコンセント”です。
音声操作も可能で、扇風機をつけるのもラクラクです!
アプリからの遠隔操作もできるみたいです。
応接間には大きなスピーカーがたくさん置いてあり、
「アレクサ、ホームシアタールームの電源を入れて」と言うと、
大音量、高音質で、音楽が流れ出しました♪
映画館さながらです!こんな部屋に憧れる?!
防音のために、窓も二重にしたそうです。
さらに「ねえ、グーグル、桂枝雀を見せて」と言うと、大画面にYouTubeからの桂枝雀さんの落語の映像が流れてきました。
枝雀さん! 面白かったです!
他にも、二階にいながらでもスピーカーが反応したり、アマゾンエコー同士での通話、メッセージのやり取りができるそうです。
ディスプレイ付きのアマゾンエコースポットなら、ビデオ通話までできるそうです! 何と便利な!
注意点としては、アマゾンスマートスピーカーの場合は、標準で備わっている以外に機能を追加する場合にはスキルの登録(AIにデータを覚えさせる)が必要だそうです。
最後に私の感想としては、
”うちもスマートホーム化したい!!”です。
スマートホームを見る前と後では、格段に気持ちが上がりました!
これからもっと高齢化社会が進むとされる日本ですが、上手く利用できれば最高だなと強く思いました♪